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生きがいを持って暮らせる街

​新たな魅力で広がる街へ〜門司港地区

 門司で暮らす皆さんの最大の不安、そして最大の要望は高齢社会対策の推進です。門司区は医療機関も充実しており、体の高齢化については、ある程度は環境が充実しています。しかしながら、それだけでは充実した暮らしとは言えません。「体の健康」に、「こころの健康」が整ってこそ、充実した暮らしを送れるのです。特にこれまで長い間仕事で活躍されてきたシニア世代の皆さんに、仕事ではない新たな自己実現の場としての生涯学習への取り組みが重要と考えます。そして、その場は新たに整備される「門司港地域モデルプロジェクト」で集約される新たな複合公共施設で実現します。

市民会館や、生涯学習センター、図書館、そして区役所の機能を集約化した新たな門司港のシンボルとなるこの施設では、これまで培ってきた経験を基に、生涯学習の課題を克服する様々なアイデアが試されます。私が長い間、門司文化連盟の会長として活動する中で必要と感じていた、皆さんが没頭してきた趣味や活動を、街でやるための新たなステージを用意します。こうした生きがいを持って街に出ることで世代を超えた新たなコミュニティが生まれることを期待しています。

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​門司港地区複合公共施設イメージ

​家族が共に成長できる街

​スポーツ施設に公園そして住まいが一つの場所に〜大里地区

​●増える子育て世代​ 

今、大里地区では、街がどんどん変わっていっています。きっかけは門司駅北側の再開発でした。たくさんの新しいマンションが建ち、若い子育て世代を中心に続々と門司に移住してきています。そしてそれにつられるように、3号線沿いでも新たなスーパーやマンションが立ち並び、街が大きな変化を見せています。このエリアの小学校は児童の数も徐々に増え始めています。

​●スポーツクラブの挑戦​ 

そんな中で、これから実施される「大里モデルプロジェクト」によるスポーツ施設の集約は、この地域に新たな可能性をもたらしてくれるものとなります。アリーナや、プール、柔剣道場、そして生涯学習センターの機能を集約した新しい施設は、単なる施設の集約にとどまりません。総合型スポーツクラブや様々なスポーツクラブが立ち上がり、新たな子どもたちの居場所になる可能性を秘めています。J2リーグに昇格したギラヴァンツ北九州やF1リーグに昇格したボルクバレット北九州は、この街に新たなチャレンジと可能性を示してくれています。この新しいスポーツ拠点施設を中心に、新たな若者の才能と可能性が見いだせることを期待しています。

​●地域で育てる子供たち

​しかしながら、今、学校は働き方改革を求められており、ひと昔前のように全てを学校の先生だけに任せておくことは難しくなってきています。また、マンション世帯の増加に伴い、街に空き地や公園といった子供たちが居られる場所が少なくなっていることから、学童保育や、子どもひまわり学習塾など、新たな居場所づくりへの模索も始まっています。

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​競輪場跡地開発イメージ(令和10年完成予定)

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​子ども医療費支給制度要望書の手交

​未来に向かって発展し続ける街

​●九州最大の国際空港へ 

2020年4月、国土交通省が北九州空港の滑走路を3,000m化するための調査費として約1億円の予算を計上しました。これはロシアの大手貨物航空会社、ボルガ・ドニエプル航空との間で交わしたで空港利用促進に関する覚書や、日本の大手貨物航空会社ANAカーゴの誘致など、これまでの北九州市の努力により実現したものです。滑走路の3,000m化が実現すると、北九州からニューヨークやロンドンといった国際長距離便の運航が可能となります。まずは貨物の国際的な拠点となることから始まりますが、日本でも数少ない24時間空港である北九州空港は、成田空港の様に、九州最大の国際空港となる可能性を秘めています。

●アクセス新幹線で九州の入口へ

近年の海外LCC路線の誘致等により、北九州空港の利用客数は大幅に増加しており、年間200万人に届く勢いです。一方で福岡空港は滑走路の拡張に限界があり、約136万人ともいわれる需要予想を全て賄いきれません。これを北九州空港が代替することで、北部九州の双子の空港、新福岡空港として機能することが想定されます。そのために必要なのは、北九州空港と福岡空港を30分以内でつなげるアクセス新幹線です。その採算ラインは128万人と試算されており、これはどうやら突破できそうです。国内線の福岡空港と国際線の北九州空港として、海外からのゲートウェイは北九州が担うのです。

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​アクセス新幹線イメージ

●福岡市とともに日本で2番目の都市圏を目指す​

これらの施策を実現するために、自民党会派代表である私は、北九州空港機能強化・利用促進特別委員会を立ち上げ、その委員長に就任しました。今後は早急にアクセス新幹線の実現に向けて国と交渉していく予定です。福岡市がこの40年で大きく伸びた要因は、福岡空港による九州のゲートウェイ機能を持ったことが大きな要因です。福岡市と北九州市を分けた空港政策を共にすることで、福岡市の成長力を北九州市も分かち合う可能性が生まれます。北部九州の双子の都市圏として、人口を合わせると約250万人の大都市になり、約230万人の名古屋市を上回ります。今後は人口約270万人の大阪市、そして約370万人の横浜市を超える都市圏を目指します。​

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​空港特別委員会の様子

​麻生副総理に空港3000m化について説明している様子

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